ひとり暮らしの高齢者の防犯対策
ひとり暮らしの高齢者のための防犯対策を解説します。
侵入窃盗犯や振り込め詐欺、アポイント強盗など様々な犯罪は日々、対象を替えています。その中でも高齢者は狙われやすくなりますので、被害にあわないようこの記事が参考になれば幸いです。
鍵とドアの施錠をしっかりする
玄関のカギは、出入りの時以外はしっかり施錠すること。エアコンをつけるほどではないが、涼むために風通しを良くしようと、玄関を開けっぱなしにしがちですが、押し入りやのリスク、ある手法で資産状況など把握されるリスクがありますのでやめましょう。
長期外出時の対策
長期不在時は、隣近所や管理会社に知らせるようにしましょう。郵便や新聞など期間にもよりますが、転送やストップの手続きを取ります。不在の様子は、孤独死の懸念や侵入窃盗の対象となりやすいからです。
不審者や訪問者への対応
基本的には、訪問者がきても玄関は開けないことです。宅配を装っての強盗やセールス、勧誘などを防止するためです。
照明とタイマースイッチ
侵入窃盗犯は予めターゲットを絞ります。そとから、夜の灯りの付く時間から外出時間の傾向を把握します。
それを防止するために、防犯用のランダムな時間にスイッチオンされる照明のタイマーなどがありますので、活用するのも有益です。
部屋の見えやすさ
部屋選びの段階ですが、侵入窃盗犯は、侵入時に周りの人目をとても気にします。奥まった位置の部屋を借りないようにし、人目がある位置の部屋を選択します。もちろん部屋の中が見えるのを防ぐためにカーテン等でプライバシーを守りましょう。
ダミーの洗濯物を干す
干してある洗濯物から、この部屋にはどんな人が住んでいるか把握されてしまいます。富裕層、女性や高齢者などが侵入窃盗犯に狙われやすいです。
古着屋で100円程度でよいので、若者が好むようなシャツなどを購入し、洗濯物を干すときは合わせて干しましょう。